ITを活用しよう!作業効率がアップするクラウドサービスとは

2022/11/21

農業用コントローラ

クラウドサービスとは、インターネット環境を経由してソフトウェアやデータなどを利用するサービスの総称です。本来、ソフトウェアやデータの保有、管理は自分で行わなければなりませんが、クラウドサービスを利用すれば、データの管理などを提供企業が行ってくれるため、業務を効率化することができます。本記事では、農業におけるクラウドサービスの概要や導入するメリットを解説します。

農業クラウドサービスとは

農業におけるクラウドサービスとは、ハウス内に設置した環境測定器からデータをクラウド上にアップロードします。その情報をパソコンやスマートフォン、タブレット端末を使って温度、湿度、日射量などの環境データをモニタリングする装置や遠隔操作、制御が出来る装置まで様々ありますが、インターネットの環境があればいつでも、どこからでも見ることができるサービスです。また、モニタリング、遠隔操作のみならず作業記録、販売管理、流通など営農を支援するサービスまで幅広くあります。


農業クラウドサービスの導入メリット


クラウドサービスを導入するメリットは以下の通りです。


栽培方法や栽培状況をデータ化・マニュアル化できる

これまでの農業は、農家ごとの経験や知識、技術によって行われていたため、その技術はデータ化されておらず、後継者を育てるために長い時間と労力が掛かっていました。しかし、クラウドサービスを使用し栽培方法や栽培状況をデータ化・マニュアル化することで経験の浅い農家でも短い期間で熟練農家に近いレベルで農業を営むことができるようになります。
※データ化・マニュアル化とは、生育状況や収穫量、土壌データ、農地データ、気象データなどあらゆるデータを集めて分析することです。これらのデータを集めて分析し、活用すれば次の効果が期待できます。



適切な時期に収穫できるため、収益が向上する

収穫や出荷時期は、「もう少し成長を待った方が良いのか」「今後の天気はどうなるだろうか」など様々な状況を想定して決めなければなりません。クラウドサービスに蓄積された、生育状況や気象状況、生育予想システムなどのデータを活用することにより、適切な時期に作物を収穫できるようになり、これにより今まで以上に品質の良い作物が出荷できるようになるでしょう。



スマホなどの端末で生育状況を確認できるため、作業時間や労力を削減できる

外出中、急に天気が悪くなった場合、今までは急いでハウスの状況を確認しに戻らなければなりませんでしたが、クラウドサービスを利用すれば外出先でも、ハウスの状況を遠隔管理できるため安心です。ハウスに向かう労力や作業時間も削減できるでしょう。

農業クラウドサービスを導入すると農家の日常はどう変わる?


では、具体的に農業クラウドサービスを導入すると、農家の日常はどのように変わるのでしょう。
当社が提供する「クラウドサービス EyeFarm Cloud」を導入した方々の声をご紹介します。



●ミニトマト栽培農家の声

ミニトマトを栽培していると、ハウス内の温度、特に冬場の夜間温度が気になりますが、自宅にいてもスマホを見ればハウス内の温度を確認出来るため安心です。ハウスを見に行く回数も減りました。停電など何かトラブルが発生した時も、スマートフォンで把握できるため、遠隔管理はとても役立っています。

●きゅうり栽培農家の声

いつでもハウス内状況が見られるという安心感があります。毎日30分に1回はデータを確認しています。データを見るのが習慣になりました。機器がちゃんと動いているか動作確認の意味もありますが、その日の風の強さや天気に応じて天窓の開度を変えるので、その指標にしています。遠隔管理は非常に便利です。




ハウスに環境制御装置と農業クラウドサービスを導入すれば、安心してハウスを離れることができるようにます。また遠隔操作機能があれば、もっと休日が取りやすくなるかもしれません。

効率良く営農を行うために農業クラウドサービスというITの力を活用してみませんか。





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