省エネで環境にも優しい「ハイブリッド暖房」とは

2021/12/27

農業用コントローラ

施設園芸農業における冬場の温度管理に暖房機は欠かせない設備です。しかし、これらで使用されている燃油(重油)の価格は上昇傾向にあり生産者の経営に大きな影響を及ぼしています。また農業分野においてもCO₂排出量の削減(地球温暖化対策)に取り組むことが求められており、省エネ暖房が可能なヒートポンプを使った「ハイブリッド暖房」が注目されています。

ハイブリッド暖房とは

ハイブリッド暖房とは、ヒートポンプと燃油式暖房機を組合せて使用する暖房するシステムです。ヒートポンプをメインの暖房機として使い、外気温が低下しビニールハウス内を設定した温度に維持出来なくなった場合、補助的に燃油式暖房機を運転しビニールハウス内の温度管理をします。


ハイブリッド暖房のメリット


ヒートポンプは電気と空気中の熱を利用し暖めるため、少ない電力で大きな暖房能力を得られる特徴があります。このためランニングコスト(電気代)を抑えることができますが、外気温が低くなると暖房能力が低下するため、ヒートポンプだけではビニールハウス内の温度を維持出来なくなることがあります。ヒートポンプの設置台数を増やし暖房能力を上げる方法もありますが、初期投資が大きくなってしまいます。
ヒートポンプの能力が不足した時だけ暖房能力の高い燃油式暖房機を利用するハイブリッド暖房は、初期投資とランニングコストを抑えながら、厳寒期でもしっかり暖房が出来るバランスのとれた暖房システムといえます。


効果的にハイブリッド暖房を運用する方法


ヒートポンプと燃油式暖房機それぞれが独立して温度制御していると、機器ごとに温度設定や操作が必要なだけでは無く、温度センサの位置や測定誤差、応答速度などの原因により燃油式暖房機が先に稼働し、ヒートポンプが稼働しなくなるケースがあります。これではせっかく導入したヒートポンプを効率的に使うことが出来ずランニングコストを抑えることも出来ません。個別ではなく1つの温度センサでヒートポンプと燃油式暖房機を集中制御することで確実にヒートポンプを優先稼動させ、省エネ効果のあるハイブリッド暖房を行うことができます。


特にヒートポンプの暖房能力が低下する厳寒期のコントロールは難しく、細かな設定変更や微調整が必要になります。既にハイブリッド暖房を導入しているけど省エネ出来ていないと感じている方や、これから始めようと考えている方は全て自動で調節してくれる専用のコントローラーの導入もおすすめです。




ハイブリッド暖房は省エネで環境に優しいだけではなく、栽培に必要な温度管理も出来るシステムです。 暖房費や冬場の温度管理にお悩みの方は暖房システムの見直しをしてみてはいかがでしょうか。



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