
温度調節計 NRシリーズ
1本の温度センサーを2つのNRに接続すると、温度がおかしな状態になりました。センサーはPtです。
一般的にPtセンサーは抵抗体ですので原理上これを複数の調節計に接続することは出来ません。これは他社の温調でも同様になります。
他社の温調で出来たというのはセンサーに熱電対を使用していた場合と思われますが、熱電対であれば、一本のセンサーで複数の調節計に接続することが出来ます。但しNRの場合、出力がSSRまたは電流出力の場合、入出力間が絶縁されておりません。また、伝送出力や通信、イベント入力の端子も絶縁されておりません。したがってそれらの信号とセンサーを両方とも複数の調節計に接続する場合は、対地電位の違いによって誤差を生じ、最悪の場合調節計が壊れる恐れがあります。
解決手段としては、Pt100を一旦4-20mAの変換器(別途用意)に入れ、この4-20mAを複数台のNRに接続してください。4-20mAは1-5Vなどでも大丈夫です。4-20mAか、1-5Vかは、信号線長及びNR接続台数を考慮して決める必要があります。 なお、エムシステム社のW2RSシリーズの変換器を利用すれば、センサー1入力に対して2出力(各入出力は絶縁)がとれますので、コストはかかりますが、NR間の絶縁の問題は解決できます。
ヒーター断線設定を0.5Aに設定できませんか。
申し訳ございませんが、0.5Aの設定は出来ません。
AX9を使用してますが、NR9に置換できますか。
機能的には問題ありませんが、パネルカットサイズが違うため完全な置き換えはできません。お客様にてパネルカットを広げるなどの追加工が必要になります。
警報1&2が付加された使用である場合、温調器が装備された装置側の回路が確認できないと、容易には再結線できませんのでご注意ください。
温度センサーのコードを延長は、何mまで可能ですか。
熱電対の場合、基本的には電圧出力なので素線自体を延長する分には長さに制限がありません。 但し、現実問題コスト的に素線そのままで延ばすのは得策ではないので、通常は補償導線を使用します。この場合でもその補償銅線の規定する許容差分の誤差は出ますが、長さによる影響はありません。
Ptの場合は、導線抵抗10Ωまでが精度の保証範囲となっております。例に出しますと、一般的な0.3m㎡の線であれば、概ね60Ω/km程度ですので150m程度まで延長可能です。
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